歯のブリッジとは?値段は素材によって異なる!?

歯を失ったときの治療法の1つに、ブリッジ治療があります。入れ歯やインプラントなど、その他の治療法と比較するためにも、ブリッジとは何か、効果や値段の相場を知っておくことは大切です。
そこで今回は、歯のブリッジとは何か、値段などの詳細を含め調べましたのでご紹介します。
歯のブリッジとは?良い点と悪い点を知っておこう!

歯のブリッジとは、連続した歯の被せ物で、抜けた歯に隣接する両側の歯を支えにして装着します。 歯を1本失った場合、3本組みのブリッジとなります。土台となる歯が必要なので、連続して多くの歯が抜けている場合は対応できません。
ブリッジのメリットとしては、歯に固定して使うものなので、入れ歯のように取り外す手間がありません。インプラントに比べて口腔内に馴染むのも早く、自分の歯と同じ感覚で噛めるので違和感が少ないです。
2、3回の治療で施術が完了するなど、治療期間が短いのもポイントです。
しかしデメリットとして歯のブリッジとは、両隣の歯を削って固定させるものなので、健康な歯に負担がかかります。歯が欠けてしまったり、虫歯や歯周病になりやすかったりするので、定期的に歯科医院で診てもらうことが大切になります。
歯のブリッジの値段はどのくらい?

ブリッジの値段は歯の本数に応じて決まるので、欠損している歯が多いほど高くなります。
歯のブリッジは保険の範囲内で行うことができるので、治療費を安くすることができます。保険適用でブリッジを作ると、前歯から犬歯まではレジンというプラスチックの白い素材になります。
犬歯より奥の歯は、噛み合せの負荷が大きいので銀の素材を使います。
ブリッジの値段は3本1組の場合、前歯で約2万円、奥歯で約1万円程になります。それ以外に診察料や型取り代などの費用がプラスされます。
また保険適用外の自由診療にすれば、強度があって変色しにくい、白いセラミック素材でブリッジを作成することができます。奥歯も銀歯ではなく白い歯に模したい場合や金属アレルギーがある場合に適しています。
保険適用外なので、値段は3本1組で約25万円程になります。
歯のブリッジは永久的に使用できるものではなく、一定期間で交換が必要です。値段を考慮する場合は交換費用のことも頭に入れておきましょう。ブリッジの耐用年数は平均して7~8年といわれています。
保険適用で作成すると、ブリッジの値段は安いですが、セラミック素材に比べて、強度は低く、変色しやすいので寿命は比較的短いです。
保険適用外で作成すると、値段は跳ね上がりますが、機能性や審美性の面でも優れています。何を重視したいのか考え、自分に合ったものを作りましょう。
まとめ
今回は歯のブリッジとは何か、値段と共に、良い点、悪い点を含めてご紹介しました。
少しでも長く使うために、保険適用外のブリッジを選びたいですが、値段が高くなるため手が出しにくい方もいると思います。
保険適用のブリッジでも、使い方次第で寿命は変わります。歯間ブラシでこまめに汚れを除去したり、歯ぎしりや硬いものを噛むなど、ブリッジの負担になることは避けるなど、使い方を工夫して、少しでも長く使えるようにしましょう。