銀歯の噛み合わせが高い時の対処方法

虫歯を治療したとき治療過程で銀歯になった際、噛み合わせに違和感を感じることがありませんか?
私も以前虫歯治療を行った後、銀歯の高さがかみ合わせ時に高いなと思ったことがありました。
この感覚は実際銀歯が高いのか?適正位置なのか?すぐに歯医者に相談した方がよいのか、それとも様子を見た方がよいのか調べましたのでご紹介いたします。
銀歯は高めに作られている?

歯に銀歯を被せた際、噛み合わせを調整する最後の作業は、銀歯を口の中にはめた状態から始まります。
はじめから低くなっている銀歯を取り付けてしまうと、修正が難しく、作り直しをしなければいけなくなることがあるからです。
また、歯は自然にすり減っていくものなので低い銀歯では、すり減るスピードが速くなり顎に負担がかかる原因になってしまいます。
そのため、わざと高く仕上げ銀歯を装着した後に、徐々に削り合わせてぴったりの高さに調整していくのです。これは銀歯だけでなく他の被せ物や詰め物でも行われています。
銀歯の噛み合わせが高いと感じる原因は?

銀歯の高さに違和感がある場合、いくつかのパターンがあります。
1つ目は、最初の時だけ噛み合わせが高く感じる場合です。これは比較的よく見られるケースで、翌日になると気にならなくなります。噛み合わせの合う高さに調整されていてすぐに慣れる場合は、あまり心配はいらないそうです。
銀歯の高さに問題がないのに銀歯が高く感じる場合は抜歯をした後、期間の経った部分に銀歯を入れたり、以前の感覚が残っていて噛み合わせが高いと感じる場合があります。
2つ目は、調整をしていく段階で銀歯を何度削っても高いと感じる場合です。まれなケースになりますが、噛み合わせが合う高さなのに銀歯が高いと感じるだけでなく上と下の歯が触れるだけでも銀歯が高いと感じる方がいます。
こういう方は、銀歯は元々高い状態で入れられるという先入観から敏感になってしまうことが原因と考えられます。
3つ目は、噛み合わせが高いと感じていてもそのまま放置する場合です。今は違和感があってもそのうち普通になっていくだろうと思われる方もいらっしゃいます。いつまでたっても銀歯が高いと感じているのは、噛み合わせが合う調整ではない可能性があります。
銀歯の高さがあっているか見分ける方法

歯医者で調整をする際、銀歯の高さが合っているか見分ける方法として、まず噛み合わせて違和感がないことがあげられます。
噛み合わせを調べる紙を噛んだ時に左右の奥歯が同時に当たるように噛みます。他の歯より強く当たるなと感じたら再度調整をしてもらいましょう。何度か繰り返していくうちに気にならない噛み心地になっていくでしょう。
また、歯医者さんに歯ぎしりをするように促されたら、あまり力まず歯を左右に動かしてみましょう。違和感がなくなっていけば調整がうまくいっている証拠です。
まとめ
銀歯の噛み合わせが高い時の原因や見分け方についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
これから銀歯の高さ調整をする事がある時は自分で見分け方を知っておくと安心ですね。歯医者さんとじっくり相談しながら調整してもらうことが大切だと思います。
また、調整を終えた後、しばらくたっても噛み合わせが高いと感じる場合は、歯医者さんに再度相談して自分の噛み合わせに合った高さに調整してもらいましょう。