親知らずが原因でおきる頭痛の応急処置紹を紹介

2021年1月23日

親知らずが原因で、頭痛に悩まされる方は多いです。親知らずの状態によっては、そのまま放置しておくことでトラブルの原因になってしまうこともあります。しかし、家事や育児、仕事などに追われてなかなか歯医者さんへ行くのが難しい方もいらっしゃることでしょう。

そんな方のために、突発的な頭痛の応急処置の方法をご紹介いたします。自宅で簡単に行える方法なので、是非最後まで読んでみてくださいね。

なぜ、親知らずが原因で頭痛が起きてしまうの?

親知らずが原因で頭痛が起きてしまうのには下記の2点があります。

①菌の繁殖によって、歯や歯茎に炎症が起こったパターン
②噛み合わせに起因して頭痛が起こったパターン

解説しますと

① 親知らずは他の歯と違って真っ直ぐに上に生えてこないことが多いです。斜めに生えていると歯磨きがしにくく、磨き残し等が発生すると結果的に虫歯や歯肉炎になってしまいます。その炎症が悪化して、頭部の神経を刺激し、頭痛を引き起こすというわけです。

② 親知らずは全部で4本になりますが、3本や2本しかない方もおり、人によって親知らずの本数が違います。親知らずの上の歯と下の歯が両方生えていればいいのですが、噛み合わせる歯が生えていない場合、噛み合わせのバランスが崩れ、頭痛が起こってしまいます。

親知らずが原因と思われる頭痛の応急処置法とは?

親知らずが原因の頭痛応急処置3選!!

① 親知らずを冷やし、頭痛を抑える
急性の頭痛であれば、ガーゼや氷の入ったタオルを親知らずに当てて、冷やしたり、口に含んだりすると頭痛の症状が和らぐことがあります。ただ、ある程度進行してしまった虫歯が原因の頭痛の場合には、逆効果なこともあるのでご注意ください。

② 口を清潔に保つ
口の中が不衛生であると、親知らずの炎症が起きやすくなります。軽い痛みであれば、歯の汚れを歯ブラシやフロスでキレイにすることで症状が落ち着きます。

③ 市販の頓服薬を服用する
親知らずによる頭痛によって寝つきが悪くなったり、食べ物を食べにくくなったり、生活に支障をきたす場合には、頓服薬を飲めば一時的に頭痛を和らげることが出来ます。

しかし、こちらの3つの方法はあくまでも応急処置です。親知らずによる頭痛が続く場合は、よりひどくなる前に歯科医で受診することをお勧めいたします。