親知らずを抜くと小顔になるって本当?ビフォーアフターを比較してみた!

2021年1月23日

皆さんは顔の大きさに不満はありませんか?調査によると日本人の8割以上の方が小顔に憧れを抱いているらしいです。では、どうやったら小顔になれるのか、ネット検索をしてみたところ、「親知らずを抜けば、小顔になる」という口コミを見つけました。

本当に親知らずを抜けば小顔になるのでしょうか?ビフォーアフターで比較検証をしてみたいと思います。

親知らずを抜くと小顔になりやすいのは、こんな特徴の人! 

【親知らずを抜歯すると、張っていた顎の筋肉はどうなるのか?】
真っ直ぐに生えている親知らずを抜くと1番奥に噛む力が伝わらなくなりますので、どんどん筋肉が痩せてきて、小顔効果を実感出来る場合があります。

【親知らずを抜歯すると、出ていた頬骨はどうなるのか?】
上の親知らずが生えている部分が頬骨の辺りにありますので、親知らずを抜くことによって、頬骨が痩せれば、顔周りがすっきりとした印象になります。
 
【親知らずを抜くと、張っていたエラが痩せるのか?】
親知らずを抜くと、どんどんその歯を支えていた骨が痩せていきます。親知らずは上下左右に最大4本生えますが、下の部分に生える二箇所の親知らずは、顔のエラに近いことが多いです。そのため、親知らずを抜くとエラ周りの骨が痩せてすっきり見える可能性があります。

まとめ

結局のところビフォーアフターを比較すると親知らずを抜いて小顔になる人の方が稀だと、歯科医師の方は仰います。本人は親知らずを抜いて小顔になったと感じていても、ビフォーアフターを比較してみると、実際は抜いた後の腫れが引いたことで小顔になったと思っているだけのことも少なくありません。

親知らずに虫歯や歯周病、口臭や生え方等のなどのトラブルが無い場合には、無理に抜く必要はありません。
まとめとしては、ビフォーアフターを比較しても小顔効果を感じる人はごく少数ですので、小顔になりたいからと言って安易に親知らずを抜くというのはやめた方が良いでしょう。