親知らずが原因で臭い玉が発生する?抜歯後の穴が臭い!!

親知らずの臭いトラブルをご存じですか?
親知らずを抜歯しないと炎症を繰り返すばかりでなく、炎症を起こした際に膿などの臭いなどのトラブルが起こることがあります。口臭が気になるようになり親知らずを抜歯をしたがる人もいますが、抜歯後の穴にも臭いトラブルが起こることがあります。今回は親知らずの抜歯後の臭いトラブルついてお話させていただきます。
親知らずを抜歯後、傷口が回復するまでの期間

親知らずを抜歯後、穴がふさがるまでの期間に個人差はありますが、一般的には1か月程度で傷が治り、その後6か月から1年ほどかけて穴が完全に塞がります。
親知らずを抜歯後は、しばらく出血したり、口の中が血なまぐさいと感じる人もいるようです。
原因としては、親知らずを抜歯後、抜歯した穴にゼリー状の血液の塊「血餅」と呼ばれるものが出来ます。これは一般的な瘡蓋と同じで、傷口を細菌から守ってくれる役割をします。
血なまぐさいからといって、血餅を無理にはがしたりしないようにしましょう。
親知らず抜歯後の食事について

親知らず抜歯後は食事に少し気を付けなければなりません。歯科医によっては「抜歯した側ではない方で噛むようにしてください」などの指示をしてくれるところもありますが、ついうっかり抜歯した側で噛んでしまうことで、抜歯後の穴に食べかすなどが入ってしまう場合があり、炎症を起こしてしまうことがあります。
抜歯後のトラブルを避けるためにも、親知らず抜歯後一週間程度は意識的に反対側の歯で噛むように意識するようにしてください。
親知らずを抜歯後の穴に、臭い玉のリスクがあるの?

親知らず抜歯後の穴が炎症を起こしてしまった場合、1番厄介なのは化膿することです。
抜歯後の穴に膿がたまり、あのいや~な臭い玉の臭いがしたり、口のトラブルで悩みが多い口臭の原因となります。抜歯後の穴の食べかすは誰もが気になるところではありますが、自分で手入れをして悪化させてしまい、臭い玉の素を作ってしまうことにもなりかねません。
また、口の中が血なまぐさいからとしょっちゅううがいなどをしてしまうと、抜歯後の瘡蓋がはがれてしまい、完治が遅くなる原因にもなります。臭い玉の臭いも、血生臭い臭いも気になるところではありますが、もし食べかすなどが詰まってしまった場合は自分で取ることはなるべくにしないようにして、歯科医に診てもらうことをお勧めします。その際、化膿しやすい体質の人は、その旨を忘れずに歯科医に伝えるようにしましょう。抗生物質を処方してくれたり助けになってくれるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。親知らず抜歯後、傷の手入れを少しの期間きちんとすれば、化膿してしまったり腫れてしまったりする事もありません。臭い玉のような口臭リスクも減らす事ができます。もちろん人によっては仕事や学校、数日間の休みが取得できずに親知らずを抜くことが出来ない事情がある人もいます。歯科医に十分相談をしたうえで、その後のリスクなども考慮し抜歯を検討してみてはいかかでしょうか。