親知らずの治療で全身麻酔で死亡する?麻酔の種類と併せてお話します。

2021年1月23日

「親知らずを治療したいけれど、痛いのは嫌だから麻酔をしてほしい。」「全身麻酔で寝ている間にやって欲しいけれど、死亡してしまう可能性もあると聞いたのだけど…。」

そう心配されている方も多いのではないでしょうか。やはりこのような話が実際にあったり聞いたりすると不安になりますよね。

この記事では全身麻酔による親知らずの抜歯で使用する麻酔の種類、全身麻酔で本当に死亡してしまうことがあるのかを紹介しています。

親知らずに全身麻酔を使う?抜歯で使う麻酔の種類

はじめに、親知らずの抜歯の際に使う麻酔の種類をご紹介します。

まず一つ目は局部麻酔です。これは患部と周辺だけ感覚をなくし意識は保ったままになります。

二つ目に笑気麻酔があります。これは、完全に意識がなくなるほどの強さではなく、うとうとして眠ってしまいそうな感覚で治療を受けられるものになります。リラックスして処置を受けられる効果があるため、局部麻酔と併用して使われることも多いです。

最後は全身麻酔です。これは完全に意識のない間に治療をすることが可能です。この場合は口腔外科等がある専門性が高い病院で受けることが多いため、希望している病院で治療を受けられるとは限りません。

親知らずに全身麻酔を使用して、死亡してしまうかもって本当?

「手術の際、全身麻酔で死亡した事例があると聞くのだけど大丈夫?」と心配される方もいらっしゃるでしょう。これは本当に稀なことで、実際には死亡することはほとんどないのですが、死亡してしまうことがゼロとは言えません。

そのため、全身麻酔による手術を行う際には、死亡事故が起きないように口腔外科等がある専門性が高い病院の施設や人員が整った場所での手術が必要になります。そういった点も含めて親知らずを抜く前には歯科医や専門的な医者の診察をしっかりと受けましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。死亡事故に関してはほとんどありませんし、病院側もそのようなことが起きないように細心の注意を払っています。

ただ、親知らずを抜く際には上記で説明した以外にもいろいろな処置の選択肢があるため、お医者さんと相談しながらご自身にあった方法を検討してください。