親知らずを抜歯して1ヶ月後、細菌に感染している可能性と対処法

「もうすぐ親知らずを抜歯してから1ヶ月も経つのになぜか治らない。」「抜歯していつまで経っても痛みが治まらない。」こんなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このような時は、もしかすると親知らずの傷口が完全に治らず、感染症を起こしているかもしれません。具体的な期間などについて説明しますのでぜひ参考にして下さい。
1週間以上親知らずの痛みが続いたら要注意!感染している可能性も

本来、親知らずを抜歯した後、完全にその周辺が治るまで概ね1ヶ月程度といわれています。
しかし1週間以上痛みがひかない場合は、「血餅」と呼ばれるかさぶたが綺麗にできず、傷口が治っていない場合があります。
また、ひどい症状になると骨の一部が外から見えてしまっていることもあります。この状態は細菌の感染などを起こしていまう可能性がありますので、出来る限り早めに親知らずを抜歯した病院へ行きましょう。
完治する目安の1ヶ月後まで待つ必要はありません。
場合によっては再度治療を実施することになる可能性もあります。
親知らずの抜歯後の感染を防ぐには?

親知らずの抜歯した箇所の完治が1ヶ月後になるといっても、あまりにも痛みが続いたりすると、細菌に感染しているかもしれないと不安になりますよね。
感染を防ぐにはとても有効な方法ですが、口腔環境を清潔に保つことがもっとも重要になります。
歯磨きはもちろんですが、うがいなどをして満遍なく口腔内が綺麗になるように心がけましょう。しかし、うがいをする時にはあまり強くブクブクすると、口の中の圧が高まって抜歯した場所のかさぶたが剥がれてしまうことがあるので注意してください。
今回は、親知らずを抜歯してから1ヶ月後でも痛みが治まらない時の状態や対応ついてご紹介いたしました。あまりにも痛みが強い場合には感染の他にも何かトラブルがある可能性もありますので、必要に応じて歯科医院等で診てもらうようにしましょう。