親知らずの抜歯後に注意!仕事の調整は必須!?

2021年2月14日

腫れや痛みなどを繰り返す親知らずは、歯科医の判断で抜歯を勧められることがあります。

周りの抜歯を経験した人の反応を聞いても「麻酔をするから抜歯後も大して問題はないよ」などの声を聴くことがあります。歯科医を受診できる時間などの都合で仕事を抜け出して抜歯しようと考えている人もいるかと思いますが、あまり甘く見ていると少し怖いかも知れません。

親知らずを抜歯後の仕事は大丈夫??

親知らずの抜歯と聞いて大半の人はそんなに重く捉えることはないと思います。

中には「仕事の合間に時間をもらって抜歯してきた」なんて人も居たりするほどです。親知らずの抜歯は経験したことがある人が多く、また、そこまで大きなトラブルや後遺症に悩んだ人が少ない事もその理由のひとつです。

いろいろな経験談を聞いても大概の人が「そんなに大変ではない」と返答するかと思います。しかし、当然抜歯後の痛みや出血量、後遺症は人にもよりますし、経験のある人でも「前回と同じ」とはならない事もあり、上あごか下あごかでも抜歯後の状態に違いがあるともいわれています。

抜歯後の痛みもほとんどない人も居れば、4~5日痛みが続いたなんて人もいます。あごを動かす事で振動が響いて痛みが倍増してしまうこともあるので、抜歯後の仕事はできるだけ避けた方がいいです。

もし今あなたが、抜歯を検討しているのであれば抜歯後のトラブルも想定し、仕事が休みの時または、仕事を休んで抜歯をするといいでしょう。どうしてもお休みが取れないのであれば、仕事が終わってからの休日前などに抜歯をすることをお勧めします。

仕事は大切です。そして大概、親知らずの抜歯はそんなに大変な事ではありません。ですが、甘く見てしまったがために痛みに耐えきれなくなってしまって仕事に支障をきたしては元も子もありません。

そんなに大変ではないとされている抜歯で仕事に支障をきたしてしまえば、周りの人からは大げさに騒いでいると思われてしまったり、だったら休めばよかったのになんて思われてしまう事もあるかもしれません。

「仕事が休めない」という理由でギュウギュウのスケジュールを組んで結局仕事に支障をきたしてしまうくらいなら、最初から余裕を持ってスケジュールを調整してみてはいかがでしょうか。