親知らず抜歯後の食事に注意!!食べかすが炎症を起こす?

2021年2月8日

親知らずを抜歯後の穴に食べかすが入り炎症がおきてしまい、腫れたうえに強い痛みを感じた経験をしている方もいるかと思います。

食べかすを取ろうとして出血してしまった方、食べかすが抜歯後の穴に残ったまま治ってしまうんじゃないかと心配した方等々、親知らずの抜歯をした人は一度は気にしたことがあると思います。

では、親知らずの抜歯が必要なのか?抜歯後の炎症の症状や原因・治療法について紹介します。

親知らずを抜いた後の傷口に食べかすが入り炎症になった時の治療法とは!

親知らずを抜いた後は傷口に食べかすが溜まり炎症が起こりやすい状態です。

また、知らぬ間に抜歯後の傷口から細菌が繁殖し骨が感染して「ドライソケット」を引き起こす場合もあります。「ドライソケット」という状態になると、2週間~1カ月ほど強い痛みが続く人もいます。

親知らずを抜いた傷口には食べかすが溜まりやすく、体調をくずすと、そこから炎症を起こし、歯茎が腫れたりします。治療の第一は安静です。炎症を起こしている部分を清潔に保ち消毒や細菌を殺す抗生物質や炎症を抑える薬などを使用することで、症状は軽くなっていき、やがて治ります。

親知らずを抜歯後に炎症を予防するには!

親知らずは一番奥に生えている歯なので抜歯後の傷口に食べかすが溜まりやすく炎症が起きてしまうことが多いです。

穴のような傷口は翌月にかけて徐々に閉じていき、少しずつ埋まっていきます。治りを良くするために抜歯後の傷口は清潔を保つよう心がけて下さい。

また、のどの痛みや飲み込む動作時に痛む場合もあります。この症状は、のどに近いところで炎症が起きています。通常2~3日のうちに痛みが和らいで軽くなっていくようです。

歯科医によっては、抜歯後の感染予防に細菌を壊したり、増えるのを抑える薬を処方する場合があります。錠剤または飲み薬がなくなるまで服用しましょう。
副作用が出る場合もありますので、その際は薬を飲むのを中止して担当の歯科医に早めに相談しましょう。

まとめ

親知らずの抜歯後の傷口に食べかすが入ってしまい炎症・痛みを繰り返している場合は歯茎の炎症だけでなく、手前の歯に影響することもあります。
また、親知らずが歯茎に埋まっている場合などは難しい抜歯となります。年齢が若いほど抜歯後の治癒が早いで、親知らずでトラブルをかかえ、お悩みの方は早めの抜歯も考慮しましょうょう。