親知らず抜歯3日目、4日目が痛いと感じるピーク!

親知らずの抜歯は「親知らず抜いた後に腫れる」「麻酔が切れた後が痛い」という声が散見されるため、親知らずの抜歯後の経過に対し不安を抱えている人は多いのではないでしょうか?
通常は親知らずの抜歯後3日目、4日目あたりで頬や顎が腫れてきます。口が開けにくくなり痛みも増大していきます。
涙が出そうなぐらいの激痛になる場合も少なくないようです。平均的に親知らずの抜歯後3日目、4日目が痛みのピークだと言えるでしょう。
そして、抜歯6日後辺りから徐々に痛みが落ち着いていきます。
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親知らず抜歯3日目、4日目に多いドライソケット

まず、ドライソケットとは、親知らずの抜歯の跡が塞がらず、治りが遅れることを言います。
普通だと、親知らずの抜歯後にできた穴は血餅(けっぺい)と呼ばれるかさぶたが穴を覆い、次第に歯肉に置き換わっていきます。
しかし、その血餅が何らかの原因で取れたり、そもそも血餅が出来なかったときに、ドライソケットという状態になります。
ドライソケットになりやすい親知らずの抜歯後3日目、4日目は、ちょうど歯科医に処方された痛み止めの内服が終了するケースも多いため、余計に痛みを感じやすくなってしまいます。
具体的な症状としては、耳の方向に放散するような痛みや、夜中に目が覚めるような強烈な痛みがあります。この状態には、大体10人に1人が陥ると言われていて、長引くと2週間ほど痛みが続く場合もあります。
いずれにせよ、親知らずを抜歯してから3日目、4日目を過ぎた後に痛いと思ったり、腫れが強くなったときには、親知らずを抜歯した歯科医院に申し出るようにしてください。
まとめ
このように、親知らずの抜歯後が痛いことについて書くと、親知らずの抜歯をためらってしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし、なるべく若いうちに親知らずを抜歯した方が抜歯後の治癒が早いですので、親知らずに虫歯や歯周病などのトラブルを抱えている方は一度歯科医院を受診されてみてはいかかでしょうか。