親知らず抜歯後の喉が痛い、口が開かない時の原因は?

親知らずを抜歯してから喉が痛い、口が開かない、風邪でもないのに喉が痛む、そんな症状を抱えていませんか?
その症状は親知らずに炎症が起こっていることが原因かもしれません!
まず、親知らずは歯列の最後部に生えるため、口の中に十分なスペースが無い場合、歯茎に埋まった状態になっているケースがあります。その結果、知らず知らずのうちに細菌が増殖してしまい、喉が痛くなってしまうことがあるのです。
また、親知らずを抜歯をした後に喉が痛み、口が開かなくなり始めるケースもあります。原因としては、下顎の親知らずは喉元に近い場所にあり、口を開けたりするための筋肉のすぐ側にあるため、その付近の筋肉の炎症により口が開かなくなる場合があります。
抜歯は歯茎を切開したり、骨を削ったりして身体に負担がかかるため、処置後の縫合部周辺はとても炎症が起きやすい状態なのです。そこから炎症が起きてしまうと、喉の痛みや口が開かないといったトラブルに繋がってしまいます。
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親知らずで喉が痛い、口が開かない場合の対処法

自身で出来る喉が痛い、口が開かない場合の対処法としては、まずお口の中を清潔に保つことが望ましいです。親知らずの抜歯前であれば、奥まできちんと磨くように意識しましょう。
炎症部分は出血しやすい状態になっているため、柔らかめの歯ブラシで優しく磨くようにしてください。
また、抜歯後の対処法としては、腫れている場合は濡らしたタオルで患部を軽く冷やしてみてください。そして、軽くうがいをしてみるのが良いでしょう。
ただし、冷やしすぎには注意をし、うがいも頻繁に行ったり、歯ブラシで刺激しすぎるのは禁物です。喉が痛い、口が開かないといった症状が余計に悪化してしまう場合があります。
自分で判断ができないような場合は、歯科医に診てもらうことをお勧めいたします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?風邪でも無いのに喉が痛い、口が開かない症状があるときにはまずは上記の対処法をご自身で試して頂き、それでも改善されない場合には、早めに歯医者さんを受診するようにしてください。
歯医者さんに相談する場合であれば、親知らずによって引き起こされる喉の痛みや口が開かないといった症状は、急性のものであれば洗浄や鎮痛剤、抗菌剤の投与で対処されます。
ただ、1度引き起こされた喉が痛い、口が開かないといった症状は原因となる親知らずがある限り、再発する危険性が高いです。そのため、つらい場合には歯科医に相談したうえで、抜歯による対応を検討するのが良いでしょう。