歯茎の膿が破れたら、どうしたらいい?対処法や予防法とは?

「歯茎の膿が破れた…でも痛みはないから大丈夫だろう」と思ってしまいがち。しかし、何もせずに放置してしまうのは危険です。
歯茎の膿が破れた後、膿は消えていきますが、「膿が溜まり、腫れ、破れる」を繰り返していきます。これを繰り返し続けると、最悪の場合は抜歯することになってしまいます。
そうならないためにも、今回は歯茎の膿が破れた場合の対処法と、繰り返さないための予防法を説明します。
歯茎の膿が破れた場合の対処法

歯茎の膿が破れたら、無理に触ることは避けましょう。傷口が広がって細菌に感染し、症状が悪化する可能性があります。まずは口内を清潔にすることが大切です。
歯茎から出てくる膿は口の中で変な味がして、口臭が強くなる原因になります。
膿が破れたら、殺菌・消臭作用のあるうがい薬で口をゆすぎましょう。歯茎への刺激を少なくするためにノンアルコールがおすすめです。
もし歯茎に痛みを伴う場合は、痛み止めを服用しましょう。市販のもので大丈夫です。また患部に熱を持っている場合は、保冷剤をにタオルに巻いて冷やしましょう。氷を口に含んで直接当てることはおすすめできません。
これらの対処によって痛みが無くなったとしても、根本的に治ったわけではありません。また歯茎に膿ができると、再発する可能性が高いです。早めに病院へ行き、治療を受けましょう。
歯茎の膿ができる原因と予防法

歯茎の膿が破れたなんて経験はもうしたくないですよね。そのために膿ができる原因を知って、再発しないように予防していくことが大切です。
歯茎に膿ができる主な原因は細菌の感染です。
虫歯や歯周病の悪化、事故などで歯が傷つくことで、歯の根元が細菌に感染してしまい、膿が溜まっていきます。
歯茎の膿は放置し続けても自然に治ることは無く症状は進行していき、最悪の場合抜歯となるのです。
まずは日頃の歯磨きの仕方を見直しましょう。強いブラッシングは歯茎を傷めるので、優しくマッサージするようにしましょう。歯ブラシ以外にデンタルフロスや歯間ブラシを使うのも良いでしょう。そして定期的に歯科検診に行くことが大切です。口の中に違和感があったら放置しないことが、膿が再発しないための予防法です。
まとめ
歯茎の膿が破れたら、放置せずに病院で治療しましょう。面倒だからという理由で、病院に行くのを怠ると、「膿ができた、破れた」を何度も繰り返し、どんどん症状は悪化していきます。
抜歯は避けたいですよね。再発防止のためにも定期的な歯科検診をし、口内トラブルの早期発見と適切な治療をしてもらいましょう。