歯茎が腫れる!ご自身で出来るセルフケアと治し方!

事故と病気と同じように、お口のトラブルも突然やってきます。歯茎が腫れるなど、お口のトラブルに関して言えば怪我や病気とは違い、傍目には分かりにくいものです。

しかし、ご自身で対応可能な治し方は少なく、歯医者さんを受診できない場合は我慢するしかありません。

歯茎が腫れると言っても感じ方も人それぞれなので、あまり大袈裟にして後ろ指を刺されてしまうのではないかと不安になってしまう方もいることでしょう。
今回は歯茎が腫れる原因や治し方・対処法を知らないとどうなるのかについて説明させていただきます。

歯茎が腫れる原因とは

あなたは、歯が浮いているように感じたり、歯茎が腫れていると感じたことはありますか?

このような症状を感じた場合は歯周病の疑いがあります。

歯周病には比較的軽度の炎症と言われている「歯肉炎」と歯肉炎が悪化してしまい歯を支える骨まで炎症が起きてしまう「歯周炎」があります。

歯周炎にまで進行してしまっている場合は、とても危険な状態で歯医者さんの専門的な治し方でも元の状態に戻すことは難しいと言われています。

歯周病を発症してしまう原因は、間違ったブラッシングによるものが多いようです。ブラッシングには歯を磨くだけではなく歯茎を引き締めるマッサージ効果もあります。

きちんと引き締まっていない歯茎の歯周ポケットには歯垢がたまりやすく、歯垢が歯石になってしまったり、歯周ポケット内で細菌が繁殖して歯茎が腫れる原因となり、歯周病となってしまいます。

歯周病にならないように、まずはしっかりとしたブラッシングを心掛けること、歯の定期健診を受けて歯や歯茎のメンテナンスをしっかりと行うことが大切です。

もしも、腫れる歯茎に気づいたなら

お口のトラブルは起こってしまってから動き出す方が多いのではないでしょうか。

トラブルを未然に防ぐ予防歯科と聞いても、歯茎が腫れるなど症状もないのに歯医者さんを受診される方は少ないのではないでしょうか?

また、仕事などでスケジュールが合わず、なかなか歯医者さんを受診できない方もいらっしゃると思います。

そのような場合は調剤薬局を覗いてみましょう。歯茎に効く医薬品のお薬がありますので応急処置として使ってみることをオススメします。効果はありますがあくまでも応急処置と捉えてください。

痛みや腫れが収まったからと言って安心せずに、専門的な治し方は歯医者さんにしかできないことを認識しましょう。

まとめ

歯茎が腫れるなど症状が出てしまっている方は今の歯磨き方法では、また同じことが起こる可能性も考えられます。

お仕事でスケジュールが立て込んでいる方や、子育て中の方は歯医者さんの受診を先伸ばしにしてしまうかもしれません。

しかし、歯が無くなってしまえばどうなるかの想像はできるかと思います。
歯がなくなって歯茎でご飯を食べるようになる前に歯医者さんを受診しましょう。また、正しいブラッシングを覚え歯茎をケアすることで歯周病を予防しましょう。