親知らずの抜歯後、他の歯が痛い!抜歯後痛みが出た場合の対処法

「無事に親知らずを抜いて治療をしてもらったはずなのに、何故か今度は他の歯が痛い!」なんてことはないでしょうか。実は、抜歯後に親知らずを抜いていない場所が痛むこともあるのです。
今回は親知らずを抜歯後に他の歯が痛む原因とその対処法についてお話します。
親知らずを抜歯後、他の歯が痛い原因とは?

親知らずを抜いたあと、他の歯が痛い原因はいくつかあるのですが、まず一つの原因としてあげられるのは腫れによる痛みです。しかし、腫れ自体は手術によりどうしても出てきてしまう体の反応です。口の周りや頬・目・顔の外側が腫れることもあり、その痛みによって他の部分が痛むように感じてしまう場合があります。
もう一つは、感染症の可能性です。親知らずの歯や、歯ぐきの隙間から細菌が入り、炎症を起こしている可能性があります。
そしてこの細菌感染によって、痛みや腫れの症状が強く出る場合があります。このような場合には自力で治せるような状態ではありませんので、早期に病院で治療を開始する必要があります。
抜歯後にすでに他の歯が痛い場合の対処法!

親知らずを抜歯後、すでに他の歯が痛い、腫れがあるといった場合にはアイスパック等で患部を冷やしましょう。冷やしすぎて、血流が悪くなりすぎても治りが遅くなる場合があるので、アイスパックは20分間を目処に外すようにしてください。また、患部を直接氷等であてるのではなく、ビニール袋等に入れてタオルで包んで使用するようにしてください。
もう一つの原因である炎症に関しては、細菌感染や様々な要因が考えられますので、病院で受診してもらうことをお勧めいたします。また、痛みがしばらく続くようであれば、早めに病院で受診してもらうようにしましょう。
反対に、痛みの原因になるような事を避けることも重要です。痛みの原因となる代表として喫煙と飲酒があります。喫煙は、血流が悪くなるため治療が遅くなり飲酒は痛みの原因となりやすいので親知らずを抜いてすぐは避けたほうがよいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。親知らずの抜歯後に他の歯が痛い場合、病院で診てもらうほうが良い事もありますので、ご自身の体の様子を見ながら必要に応じて病院で診察してもらうようにしましょう。